2007年02月28日

国籍取得は容易ではない。

東京高裁判決 二審は日本国籍否定

フィリピン人女性と日本人男性の間に生まれ、出生後に認知された九人の子が、両親が結婚していないことを理由に日本国籍を取得できないのは違憲と訴えていた訴訟の控訴審判決が二十七日、東京高裁であった。

宗宮英俊裁判長は「出生後認知で両親が非婚の場合、国籍取得を認める規定は国籍法に存在しない」と述べ、全員の国籍を認めた一審判決を取り消し、原告の請求を棄却した。

引用元 東京新聞

原告はなんと、マサミ・タピルちゃん(9つ)ら、首都圏や愛知県に住む七歳から十三歳の子どもたち。

無情とも思えるようなこの判決だが、一審判決を取り消し、原告の請求を棄却したのは、妥当なのではと幸村は感じました。

国籍法第三条一項を焦点とした、この訴訟。

三条一項では、父母の婚姻及びその認知により嫡出子たる身分を取得した子で二十歳未満のもの(日本国民であつた者を除く。)は、認知をした父又は母が子の出生の時に日本国民であつた場合において、その父又は母が現に日本国民であるとき、又はその死亡の時に日本国民であつたときは、法務大臣に届け出ることによつて、日本の国籍を取得することができる。とあります。

準正による国籍の取得の場合は、婚姻しなおかつ認知されることにより嫡出子たる身分を取得した場合に初めて届け出ることができる。

つまり婚姻が前提。原告はこの部分が、違憲であり国籍を認めるべきと主張したのですが東京高裁判決は、仮に違憲だとしても現行の国籍法では国籍を認める法的根拠がないと判断。

※司法の場は立法ではない。

一審判決を取り消し、原告の請求を棄却。

もしこれが認められるのならば、日本国籍取得のためだけに子供を作り得ることもできてしまう。

子どもに日本国籍を取得をさせて、不法在留から在留特別許可手続きに向かう可能性も否定できない。

心情的には、国籍を取得できれば良いなとは思いますが、今後上告する方針らしいので、どのような結果になるか・・・・




この記事へのコメント
私の兄はフィリピン人と同棲中、子供もいます(5歳)でも彼女は別の日本人と結婚しており(19歳11歳の子供あり)兄との間に出来た子供も結婚相手の籍に入ってます。こういう人ばかりではないのは分かっているけどなんだかな~ですね。いろんな弊害を押しつけられる子供達がかわいそうです。
Posted by yasu at 2009年01月05日 01:07
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