2007年03月23日

2カ国への送還で「一家離散」

「一家離散」の主張認めず 不法滞在のクルド人男性ら

不法滞在で入管当局に強制退去処分を受けたトルコ国籍のクルド人タスクンさん(31)とフィリピン国籍の妻ベルトランさん(40)、長女ジランちゃん(6)の一家3人が処分取り消しを求めた訴訟の判決で、東京地裁は23日、原告の請求を棄却した。

原告側は「2カ国への送還で一家離散させるのは非人道的だ」と主張したが、大門裁判長は「家族の統合は尊重に値するが、入管当局の判断を規制するとまでは言えない。送還後、一方に移動して暮らすことに著しい困難も認められない」と判断した。原告側は控訴の方針。

判決などによると、タスクンさんは「徴兵によりクルド人を抑圧するトルコ軍に加わりたくない」と1993年に来日。ベルトランさんと結婚し、2001年1月にジランちゃんが生まれた。

一家は在留特別許可を求めたが入管当局は認めず、04年1月に強制退去処分を受け、夫はトルコ、妻子はフィリピンが送還先とされた。


引用元 東京新聞

在留特別許可の運用について

入管法第50条に規定する在留特別許可は,法務大臣の裁量的な処分であり,その許否判断に当たっては,個々の事案ごとに,在留を希望する理由,家族状況,生活状況,素行,内外の諸情勢その他諸般の事情に加え,その外国人に対する人道的な配慮の必要性と他の不法滞在者に及ぼす影響とを含めて,総合的に考慮しています。

入国管理局HP

不法滞在の外国人が日本での在留を希望し、在留特別許可を欲する気持ちは良く分かります。

しかしながら不法滞在は強制退去処分が原理原則。その原理原則の中から在留特別許可が運用される。

高裁で今後どのような判断をするか分かりませんが、在留特別許可を求めるときは、自分の愛すべき人と別れることになる可能性が大きいことを肝に銘じてすべきである。

在留特別許可を簡単に考えてはいけない。

今回の地裁の判断が妥当かどうかは分かりませんが、「一家離散」の状況になることを考えた上で、在留特別許可を求めるまでの生活を考えるべきだと幸村は思う。




posted by 幸村 at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 不法滞在問題 | 更新情報をチェックする
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